GitHub Copilot個人向けプランの変更について

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既存のお客様の体験を守るため、GitHub Copilot の個人向けプランに新規サインアップの一時停止・使用量制限の厳格化・モデル提供の調整を行います。変更の理由と影響をご説明します。


本日、既存のお客様の体験を守るため、GitHub Copilot の個人向けプランに以下の変更を加えることをお知らせします:新規サインアップの一時停止、使用量制限の厳格化、そして利用可能なモデルの調整です。この変更がご不便をおかけすることは承知しており、変更の理由と影響についてできる限り明確にお伝えしたいと思います。

エージェント型ワークフローにより、GitHub Copilotの計算処理需要は根本的に変化しました。長時間稼働する並列セッションが、もともとのプラン構造が想定していたよりもはるかに多くのリソースを定常的に消費するようになっています。GitHub Copilotのエージェント機能が急速に拡張されるにつれ、エージェントはより多くの作業をこなすようになり、サービスの信頼性維持を目的として設けた使用量制限に達するお客様も増えています。このまま対策を講じなければ、すべてのユーザーのサービス品質が低下してしまいます。

使用量制限やモデル提供に関するご不満のお声は承っており、設けているガードレールについてより丁寧にご説明すべきだったと感じています。以下に変更内容とその理由を詳しくご説明します。

  1. GitHub Copilot Pro、Pro+、Studentプランの新規サインアップを一時停止します。サインアップを一時停止することで、既存のお客様により効果的なサービスを提供できるようになります。
  2. 個人向けプランの使用量制限(usage limits)を厳格化します。Pro+プランでは利用上限がProプランの5倍以上に設定されています。より高い使用量が必要なProプランのユーザーはPro+にアップグレードできます。使用量制限はVS CodeとGitHub Copilot CLIに表示されるようになり、制限に達するのを事前に回避しやすくなります。
  3. Proプランでは Opusモデルが利用できなくなります。Opus 4.7はPro+プランで引き続き利用可能です。Changelogでお知らせしたとおり、Opus 4.5とOpus 4.6はPro+からも削除される予定です。

これらの変更は、既存のお客様に安定したサービスを提供できるようにするために必要な措置です。予期せず制限に達した場合や、今回の変更にご納得いただけない場合は、ProまたはPro+のサブスクリプションをキャンセルいただけます。なお、4月分の利用料は請求されません。4月20日から5月20日の間にGitHubサポートへご連絡いただければ、返金対応いたします。

GitHub Copilotの使用量制限の仕組み

GitHub Copilotには現在、セッション制限と週次(7日間)制限の2種類の使用量制限があります。どちらの制限も、トークン消費量とモデルの乗数という2つの要素に依存しています。

セッション制限は主に、ピーク時の利用集中によるサービス過負荷を防ぐために設けています。大多数のユーザーには影響が出ない水準に設定しており、今後も信頼性と需要のバランスを取りながら調整していきます。セッション制限に達した場合は、利用ウィンドウがリセットされるまで待ってからGitHub Copilotの使用を再開してください。

週次制限は、1週間でユーザーが消費できるトークンの上限を定めています。長時間かつ並列で実行され、著しく高いコストを引き起こしかねないリクエストを制御するために、最近導入したものです。

各プランの週次制限も、大多数のユーザーには影響が出ない水準に設定しています。週次制限に達しても、プレミアムリクエストが残っている場合は、自動モデル選択を使うことでGitHub Copilotを引き続き利用できます。週次期間がリセットされると、モデルの選択が再び有効になります。Proプランをご利用の方は、Pro+にアップグレードすることで週次制限を引き上げることができます。Pro+プランでは利用上限がProプランの5倍以上に設定されています。

使用量制限はプレミアムリクエストの付与とは別のものです。プレミアムリクエストは、アクセスできるモデルとリクエスト数を決定します。一方、使用量制限はトークンベースのガードレールであり、一定の時間枠内に消費できるトークン量の上限を定めています。プレミアムリクエストが残っていても、使用量制限に達することがあります。

突然の制限を回避するための情報提供の改善

本日より、VS CodeとGitHub Copilot CLIの両方で、制限に近づいた際に利用可能な使用量が表示されるようになります。これらの変更は、予期せず制限に達することを防ぐためのものです。

VS Codeで使用量制限に達した際のスクリーンショット。「週次使用量制限の 75% 以上を使用しました。制限は 4月27日 午後 8:00 にリセットされます」というメッセージが表示されています。
VS Code での使用量制限表示
GitHub Copilot CLIで使用量制限に達した際のスクリーンショット。「週次使用量制限の 75% 以上を使用しました。制限は 4月24日 午後 3:00 にリセットされます」というメッセージが表示されています。
GitHub Copilot CLI での使用量制限表示

制限に近づいている場合、超過を防ぐためにできることがいくつかあります:

  • シンプルなタスクには乗数の小さいモデルを使用する。乗数が大きいほど、早く制限に達します。
  • Proプランをご利用の場合は、Pro+へのアップグレードを検討することで、利用上限を5倍以上に引き上げることができます。
  • プランモードVS CodeGitHub Copilot CLI)を使用してタスクの効率を高める。プランモードはタスクの成功率も向上します。
  • 並列ワークフローを減らす/fleet などのツールはトークン消費が増大するため、制限に近づいている場合は控えめに使用してください。

この変更を行う理由

エージェントやサブエージェントを活用して複雑なコーディング問題に取り組む価値が広く認識されるにつれ、すべてのユーザーの使用量が増大しています。長時間稼働する並列ワークフローは大きな価値をもたらす一方で、インフラとプライシング構造に新たな課題をもたらしています。少数のリクエストがプラン価格を超えるコストを生じさせることも珍しくなくなりました。これらは私たちが解決すべき問題です。本日の対応により、より持続可能なソリューションの開発を進める間も、既存ユーザーに最高の体験をお届けできるようにします。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。