GitHub Pages では、アクセスを制限して、そのページを公開したリポジトリへのアクセス権を持つユーザーだけがサイトを閲覧できるようにするオプションが追加されました。アクセス制御により、GitHub Pages を使って社内のドキュメントやナレッジを特定のユーザーだけに公開したり、企業内だけで共有したりすることができます。
リポジトリの種類は、Private、Internal、Publicの3種類あり、GitHub Pagesはこれまでどのリポジトリの設定においても、誰もが見られるPublic Pagesだけのサイトが生成されていました。今回の変更で、PrivateとInternalリポジトリでは、Private Pagesを使うことで、そのリポジトリを見れる人だけがそこから生成されるPagesのサイトを見られるという設定を行えるようになりました。
このリリースの一環として、以下の機能を導入します。
- リポジトリ管理者は、GitHub Pages のサイトをパブリック公開するか、リポジトリにアクセスできるユーザーだけに公開するかの設定を行えます。
- PrivateリポジトリとInternalリポジトリの両方でアクセス制限を設定できます。Internalリポジトリでは、企業ユーザーが github.com にログインしたときと同じ認証情報でページを閲覧できるようになります。
- Organizationの管理者は、メンバーが自分のページに対して選択できる可視性のオプションを設定することができます。例えば、メンバーがコンテンツを非公開でのみ公開できるようにすることができます。
この機能は現在、GitHub Enterprise Cloud で利用可能です。Pages でアクセス制御を有効にするには、リポジトリの設定に移動し、ドロップダウンメニューをクリックしてサイトの公開/非公開を切り替えます。
本機能について質問がある場合は、 GitHub pages communityをご覧ください。