GitHub Enterprise Server 3.13の一般提供を開始。

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このバージョンでは、セキュリティ戦略の最適な拡張方法を選択したり、デプロイをより詳細に制御することができます。


GitHub Enterprise Server 3.13の一般提供が開始されました。GitHub Enterprise Server 3.13には、開発者、企業管理者、運用者向けの多くの新機能が含まれています。これらはすべて、あなたの組織がより優れた、より安全なソフトウェアをより速く構築するためのものです。

このリリースで出来る様になったこと

必要な情報をより迅速に

必要な情報を素早く得ることは、ワークフローを効率的に保つために不可欠です。GitHub リポジトリの最新の UI アップデートは、生産性を高めるために考え抜かれた設計になっています。改良されたコード検索を使えば必要なものを見つけやすくなり、特別なファイルは README と一緒に目立つように表示されるので見つけやすくなります。

リスクと対応を理解する

ソフトウェアの構築と保守には、潜在的な脆弱性とその対応についての洞察が必要です。この GitHub Enterprise Server (GHES) のアップデートにより、チームはこのような要件に真正面から対応できるようになります。セキュリティ・レポートへのアクセス性が向上し、セキュリティ・メトリクスとトレンドに関する洞察がより明確になったことで、これまで以上に簡単に問題を特定し、プロアクティブに対処することができるようになりました。また、組織におけるセキュリティ機能の採用率を把握することで、チームは脆弱性を発見するだけでなく、組織のセキュリティを維持する上での各自の役割を理解することができます。

より良い(迅速な)共同作業

効果的なコラボレーションには効率性が求められます。今回のバージョンアップでは、移行ツールから一元化されたコミュニケーションハブまで、チームが必要とするツールや情報を入手できるように設計された機能が満載されています。これらの機能はすべて、重要なコンテキストに簡単にアクセスできるようにしながら、チームがチャネルやプロジェクトを越えて結束して作業できるようにするためのものです。

このリリースのハイライト

  • リポジトリカスタムプロパティは、GitHub 組織全体でリポジトリを管理・分類する方法を大幅に強化し、整理やグループ化を容易にします。
  • Elasticsearch がバージョン 5 からバージョン 8 にアップグレードされ、プラットフォームがより優れたパフォーマンスと改善されたセキュリティ体制を利用できるようになります。ES8へのアップグレードに伴う詳細については、GitHub Enterprise Server 3.13 での Elasticsearch アップグレードの準備をご覧ください。
  • 企業や組織の監査ログイベントには、ユーザーに関連する該当する SAML および SCIM ID データが含まれるようになり、GitHub ハンドルと個人の企業 ID との関連付けが容易になりました。

GitHub Enterprise Server の最新かつ最高の機能をチームに提供する準備はできましたか?
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アップグレードについては、アップグレードアシスタントを使用して、現在のバージョンのGHESからこの新しいバージョンへのアップグレードパスを検索してください。


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