GitHub Enterprise Server 3.2 がリリースされました

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GitHub Enterprise Server 3.2がリリースされました。今回のリリースでは、70以上の新機能や変更点が追加され、開発者の利便性を向上させるとともに、新しいセキュリティ機能が追加されました。すべての変更点はリリースノートに記載されていますが、ここではこのリリースの6つのハイライトをご紹介します。

  • 環境、環境保護ルール、環境シークレットを使用したGitHub Actionsによる継続的デリバリワークフローの管理  (#167, #164)
  • ダークモードや淡いダークモード(dark dimmed)の追加 (#177)
  • IssueやPull requestに動画をアップロードできるようになったので、プロトタイプやバグ報告もより簡単に。また、新しいブランチ保護ルールにより、Pull request内のすべての議論を解決してからマージできるように設定可能
  • サードパーティ製のセキュリティキーやGit Credential Managerなど、業界で信頼されているセキュリティツールを使ってGitHubへのアクセスが可能
  • 新しい承認済みおよび検証済みドメインの管理機能により、通知を送信するメールドメインの管理が可能 (#183)
  • パーソナルアクセストークンに有効期限を設定することで、GitHub環境への脅威を削減 (#219)

さらに、GitHub Advanced Securityを利用しているユーザーは、コードスキャニング、Dependabot、シークレットスキャニングで検出されたアプリケーションのセキュリティリスクをOrganizationレベルで一元的に把握できる「セキュリティオーバービュー」を利用できるようになりました。また、シークレットスキャニングのカスタムパターンがポートされ、企業のセキュリティ部門は企業の認証情報をスキャンできるようになりました(#159).

GitHub Enterprise Server 3.2はこちらからダウンロードできます。また、新機能の詳細については、リリースノートをお読みください。

まだGitHub Enterprise Serverを利用したことがないユーザーには、無料トライアルを用意しています。ぜひトライアルしてみてください。