GitHub Mobileを活用することで、外出先でも作業を終えることが可能になりましたが、ユーザーのからは「プッシュ通知のオプションを増やして欲しい」、「モバイルでリリースを確認したい」、「仕事とプライベートを分けるためにコントロールを強化して欲しい」という要望が寄せられていました。
最新バージョンのGitHub Mobileでは、通知をさらに管理しやすくするための機能を数多くリリースしているほか、アプリ上でネイティブにリリースを確認できるようになっています。すでにiOSでの利用が可能で、Androidでも利用が可能になる予定です。
優先順位付け
最新バージョンのGitHub Mobileでは、直接メンションされたときにプッシュ通知を受信するだけでなく、以下の場合でも通知を受信できるようになります。
- Pull Requestのレビューをリクエストされた場合
- タスクをアサインされた場合
- 保護されている環境のデプロイメントの承認をリクエストされた場合
スマートフォンに大量の通知が届くのではないかという心配は無用です。チームメンションやチームレビューリクエストは、追加されるすべてのプッシュ通知タイプから除外されます。新しいプッシュタイプを有効にし、重要な事項について優先順位を付けるには、設定画面にアクセスしてください。
オンとオフの時間を指定
いつでもどこでもプッシュ通知が届くと、オンオフの切り替えに困ってしまいます。GitHub Mobileでは、Working Hours (勤務時間)というプッシュ通知の時間管理機能も導入しています。業務時間後にサイドプロジェクトに取り組む時間を設ける場合や、業務時間外に業務に関することを確認しないようにする場合など、この機能によって通知を一時停止する時間帯を指定できます。アプリ内の設定にアクセスして、必要に応じて通知を停止してください。
通知ワークフローをカスタマイズ
プッシュ通知の利便性の向上に加えて、モバイルで個々のリポジトリのWatch設定をカスタマイズでできようになりました。ブラウザーと同様に、受信ボックスで通知を受信したいアクションのサブセットのみを選べます。Watch設定をカスタマイズするには、リポジトリの[Watch]ボタンをタップするだけです。
外出先でリリースを確認
スマートフォンでリリースを確認し、ダウンロードできます。リポジトリビューにアクセスして、最新リリースを確認してください。
アプリのダウンロード
GitHub MobileはGoogle PlayまたはApp Storeからダウンロードでき、個人向けFreeプラン、Teamプラン、GitHub Enterprise Cloud、GitHub Enterprise Serverに対応しています。
今回の便利な新機能を皆さんに気に入っていただけることを願っています。今後もさらに多くの機能を導入し、GitHub Mobileのさらなる向上に引き続き取り組んでいきますので、忘れずにチェックしてください。皆さんからのフィードバックをお待ちしています。GitHub Mobileのフィードバックのディスカッションで、ご意見をお寄せください。