Pull PandaがGitHubの仲間に :コードレビューでさらにスマートなコラボレーションを実現

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GitHubがPull Pandaを買収したことをお知らせします。今回の買収により、GitHub上でのコードレビューのワークフローが、これまで以上に効率的で効果的になります。コードレビューの質を高められれば、あらゆる規模のソフトウェアチームでコードの質が向上します。これは、オープンソースに取り組む企業にも、Fortune 500のような大企業にも言えることです。しかし、チームの動きが激しいと、Pull Requestが溜まってしまい対応しきれなくなり、遅れが生じることがあります。そこで、レビューの管理やターンアラウンドタイムの短縮、コードの迅速なリリースのために、もっとスマートな方法が必要になります。

Pull Pandaの3つの機能である「Pull Reminders」「Pull Analytics」「Pull Assigner」を組み合わせて活用することにより、数千のチームが連携してコードの作業を進め、プロセスを向上させることができます。

  • Pull Reminders:共同作業者からレビューを求められた時に、Slackで通知されます。リマインダーが自動表示されるので、Pull Requestの見逃しがなくなります。
  • Pull Analytics:待ち時間や主なコントリビューターなど、プロセスの生産性をリアルタイムで分析できます。データを基に改善を進めていくことで、作業に対する透明性や責任感が高まります。
  • Pull Assigner:チーム全体にコードを自動配信します。誰にも過度の負担をかけることなく、情報がチーム全体に共有されます。

GitHub CEOのNat Friedman(ナット·フリードマン)と、Pull Pandaの創立者でありクリエイターであるAbi Noda(アビ·ノダ)による、製品の詳細についてのビデオをご覧ください。

 

 

この3つの機能が1つになり、Pull PandaというGitHub Marketplaceのアプリケーションとして無料で利用できるようになりました。GitHubへの統合も検討していますが、まずは使い始めて特長を体験してみてください。GitHubでのコラボレーションのさらなる向上のため、皆さんのご意見をお待ちしております。